この地球上の資源は有限です。私たちアスソラは、再生可能エネルギーを広げることで、地球を持続可能にすることを目指します。
私は、自然に囲まれながら、有限なものをできる限り効率的かつ効果的に使うべしという問題意識をもって、育ってきました。
再生可能エネルギーは、有効利用されていない自然という各地域の資源を活用し、エネルギーを生み出すものです。
これまで日本において、再生可能エネルギーは、固定価格買取制度という政策による後押しで広がってきました。再生可能エネルギーの拡大は良いことですが、経済的に自立した形で導入が進むのが本来の姿ですし、さらなる拡大にはそれが必要です。期せずして、足元では、カーボンニュートラルに向けた脱炭素経営への取り組みとして、企業による再生可能エネルギーへの需要が生まれてきています。
また、再生可能エネルギーの導入が一定進んだ結果として課題も出てきています。それは、再生可能エネルギーは天候によって発電量が変動するため、発電した電気が十分に活用しきれていないという点です。
日々の生活や生産活動を支えるインフラとして、電力は安定的に供給ができることが必須であり、発電量が変動する再生可能エネルギーは、蓄電池などの調整力と組み合わせて導入していく必要があります。
私には、再生可能エネルギーからの電気を必要な人に必要なタイミングで届け、適正な価値付けを受けることによって、経済的に自立した電源として、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーの導入を押し進めたいという想いがあります。そうした再生可能エネルギーの導入の「エンジン」となり、さらなる拡大に貢献するため、株式会社アスソラを創業しました。
再生可能エネルギー事業は、地域の資源を活用して初めて実現できるものです。私たちは、地域と共生した再生可能エネルギー事業を広げることで、持続可能な地球をつくっていきます。
代表取締役山崎 智広
【代表者経歴】
・日本銀行にて経済動向の分析などを担当。その後、2014年より、株式会社レノバにて再生可能エネルギー発電の新規事業を開発。また、国内最大級のバイオマス発電事業、国内で初めてプロジェクトファイナンスによる資金調達を行った地熱事業などをプロジェクトマネジメント。この間、JETROのプログラムにて、インドの現地資本のコンサルティング会社(SKP Crossborder Consulting、現Nexdigm)にてインターン。困難を打開する実行力を鍛えられる。
・株式会社ウェイストボックス 社外取締役
・東京大学法学部卒業、スタンフォード大学ロースクール修了